club MAIRO&ムライジョウpresents TMC2007
次世代のシーンを担うアーティストが一同に富山に集結!!
二度と観れないラインナップ完成!TMC2007、いよいよ開催決定!!!!

公演は終了しました
コメントムービー
TMC2007出場バンド「H.」のヴォーカルであり、当フェスの企画者であるムライジョウによる出演アーティスト解説!

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出演アーティスト

 
H.   under the counter   テルスター   カラーボトル

オトナモード   Sau'beach   stoopy rider   へきれき


 
富山にフェスがやってくる!
ニューカマーからメジャーまで!

スペシャル対談
虎平太×ムライジョウ
「富山の音楽シーンは、どこへ行く」
虎平太とムライジョウの対談が11月某日、富山市内のライヴハウスclub MAIROで行われた。今回の対談は「富山の音楽シーンは、どこへ行く」がテーマ。

FM局のプロデューサー、チューリップテレビの音楽番組「虎平太の音on!TV」を経て、現在、「虎平太の熱っ!neTV」をプロデュースする一方、虎平太まつりと題する音楽イベントを県内で開催し、ひたすら富山にこだわる男・虎平太と、上京11年、上市町出身、東京でロックバンドH.(エイチ)を展開する熱きヴォーカリスト、ムライジョウが、1時間半を越える完全ガチンコ対談を敢行。

あえて富山の音楽シーンのど真中、club MAIROのオーディエンスフロアにじかにすわり、向き合って語り始めた2人。そこから発せられた言葉の数々は、富山のシーンに一石を投じる熱い対談となった。

2人がこだわったのは、富山じゃなければ意味が無いという点。
富山に住んでいたとき、数多くのアーティストのライヴを金沢や新潟まで見に行ったムライ。なぜか富山が外される事実に納得がいかなかった彼は、ロックバンドで勝負しようと決めて上京した。そのとき「絶対、俺が数多くのバンドを引き連れて富山でライヴイベントを開くんだ。最先端の熱いシーンを富山の音楽ファンに富山で観せてあげるんだ。」と決意を固めたという。
自身のバンドが東京で勢いを増した昨年より、この想いを形にし、昨年、TMC(TOYAMA MUSIC COMMUNICATION)2006というライヴイベントをこのclub MAIROで虎平太氏と共催。フラワーカンパニーズやtheARROWSなど5アーティストの出演で盛況のうちに幕を閉じた。今年のTMC2007はムライジョウ主催で8アーティストが出演するフェス形式で開催される。11月18日(日)午後3時〜。会場はもちろんclub MAIRO 。当然ながら自身のバンドH.(エイチ)も出演することになっている。



虎平太氏は富山のシーンをこう分析する。
「人口総数で言ったら石川も富山も変わらないのに、富山のシーンにはなぜか閉塞感が漂っている。音楽を提供する側、音楽を受け取る側の意識・価値観の違いと言ってしまえばそれまでだけど、お互いが富山を諦めてる感じがする。オレたち、音楽を引き込んでこなきゃいけない人間が諦めたらますます閉塞感が増大する。リスクを覚悟してでも“富山のオーディエンスたちがよりよい音楽を自分で見つけられる環境”を提供し続けないと。じゃないと何も変わらない。」
FM時代から会うアーティスト全てに、「でさ、富山でいつライヴやるんだ?」と一貫して言い続けた虎平太氏。実際、その一声でLUNA SEA、aiko、TRICERATOPS、GRAPEVINE、スガシカオなど数えたらきりが無いほど、数多くのアーティストのライヴを富山で実現し続けてきた。



ムライは言う。
「東京に行って思ったのは、圧倒的な情報量の多さ。好きなアーティストは自分で探して自分で選べる。同じ日本に住んでいて、ましてや音楽でこの格差はめちゃめちゃくやしい。富山の音楽ファンに絶対、俺が何か持って帰らなきゃっていつも思ってました。
だからこのTMCを立ち上げたんです。富山のみんなが知らないアーティストでいいんです。このイベントで知ればいいんです。東京で俺が観て絶対いいと思って、イベントの主旨を理解してもらってブッキングしたんだから。クオリティーは保証しますよ。富山の音楽ファン代表としてこのイベントを作ってるつもりなんです。だから値段も¥3000−。
東京だったらこのメンツでこの値段、1000キャパクラスのホール、即完しますよ。来年になったらこのメンツ、きっと売れちゃってて絶対富山で集められませんから。」



この主旨に賛同したclub MAIROやTJとやまに後押しされながら間もなく開催されるTMC2007。徹底的に富山にこだわる熱き男達の終わり無き挑戦に乗るなら…、間違いなく今だ。
尚、この対談は後日、チューリップテレビで放送予定。